リジカラ装着しました(インナーマッスルを鍛える策 vol.2)

カスタム

今回後期型に乗り換えるにあたって決めているテーマがあります。前期型は欧州エクストレイル化でしたね、そういえば^^

後期型では欧州エクストレイル化に加え”インナーマッスルを鍛える”こと。

要は外装を飾るよりもデザイナー、設計者の考える姿、設計思想に基づいて機能に正しい姿に戻していこう!ということです。

ICE FUSE(アイスヒューズ)も”インナーマッスルを鍛える”構想の元に施工し、MR20DEエンジンにはちょっと荷が重いと思えるエクストレイルのボディを軽々と動かすことができるようになったと実感しています。

が、実はICE FUSEを装着することは、MR20DEの圧倒的なパワー不足をより感じさせる結果にもなってしまっていますが・・・その話はまた別の機会に^^;

今回は「リジカラ」です。


 

リジカラは足回りの正常化を図るためのパーツです。

クルマの製造工程では、別々の工場で組み上げられたボディとシャーシ(サスペンションなどを構成する部分)と足回り(サブフレーム)を組み立てるとき、それぞれはボルト数本で止められているだけです、実は。

この各部合体作業の効率化のため、設計思考とは異なり量産のためにボルト穴が大きめに作られています。本来はピッタリ組み上げられれば良いのですが、どうしても精度を要求されると作業も慎重になり、時間がかかる → 一日の製造台数が減る → 作業時間増加 → 原価アップ → 販売価格アップ となりいいことありません。

なので、若干の余裕を持たせてボルト穴のサイズが設計・製造されます。もちろんこれはメーカーの規定数値ですのでこのままでも何も問題ありません。

しかし大きな力のかかる部分に若干のスキマが生じること、これはクルマの直進性や乗り心地、騒音などが阻害されてしまいます。これは生産効率を考えた結果であり、設計者が望んだことではない、と考えています。

 

リジカラサイトより
(リジカラサイトより)

 

このスキマを埋めることは、直進性の向上・サスペンションがきちんと仕事をしてくれるようになります。

ステアリングを切ったら「スッ」と向きを変えてくれたり、路面の凸凹をクルマ全体で吸収することで乗り心地が良くなったり、その結果走行時の雑音が小さくなったりと”いい事づくめ”なのです。

これぞ「インナーマッスルを鍛える」テーマにピッタリと沿ったカスタムです!

 

 

装着はDIYだと厳しい・・・

リジカラはボディとサブフレームの間に挟み込むパーツです。部分的ではありますが、プラモデルのように車体とタイヤ(シャーシ)を分離させないといけないため、2柱リフトで車両全体を持ち上げた後にサブフレームと接合しているボルトを外し、シャーシからサブフレームを平行に下ろします。

平行に下ろすのは、シャーシとサブフレームの面ズレを極力無くすためです。



(リジカラサイトより)

よってこのようにリフトアップして、

このようにサブフレームを下から支えつつ、ボディとシャーシ&サブフレームを分離させてやり、

ボディとシャーシ&サブフレームとを止めているボルトを引き抜いて、

リジカラを挟み込んで、

止めていく、という作業をフロント4箇所、リア4箇所、計8箇所繰り返していきます。

装着場所によってリジカラの形状、穴サイズが違うのですが、施工してくださった方(リジカラの開発者さん)は迷わずバシバシとリジカラを装着していきました。(説明書にもどのリジカラがどの部位にと記載されています)

このような設備があればDIYでもできそうですが、やはり個人レベルでは難しいと思いました。(個人的には装着場所や取り付け方法が非常に重要となるため、作業経験のあるショップでないと依頼したくないな、とも思いました。効果も半減しそうな気もしました。)

 

お待たせしました、お勉強の時間はおしまいです。次に装着前後のレビューをしていきます。

 

 

実際にどうだったの?(リジカラ装着後のレビュー)

今回お世話になったショップ(リジカラの本拠地)は環八に面しています。左折で環八に出てすぐに気づいたのは「あれ?めちゃくちゃ真っ直ぐ!!こんなにセンターはっきり出てたっけ??」でした。

 

直進性の向上

リジカラ装着前(=ノーマル状態)ではステアリングをまっすぐに持っていても「遊び」があります。ごく微量にステアリングを切っていてもまっすぐ走りますよね。でもリジカラ装着後はステアリングのセンターがどっしりして、とにかく真っ直ぐ走る!!という感覚です。芯がある、という表現が正しいかもしれないです。

これはサブフレームにかかる力がリジカラ装着前には各部位に分散していたところ、リジカラのお陰で一極集中し、路面にタイヤが正しい形で接地することによって得られる効果とのことです。

 

段差の乗り越えが穏やかに

後期エクストレイルはサスペンションのセッティングが変わったのか、もともと乗り心地が欧州車のように固めだと思っていました。段差などを乗り越える時もダイレクトにその振動が伝わってきますし、乗り心地は好みではありませんでした。

リジカラ装着後はその振動がマイルドになって、といっても操舵性が悪くなってるのではなくて、振動が穏やかになるんです。”ガタン!”が ”カタン♪”という感じ?低速域より高速域のほうがその振動の少なさを感じることができました。

 

カーブでの旋回性能が良くなった

装着後に山の中のキャンプ場に向かうため曲がりくねった山道を走りました。

その時にフロントの回頭性が上がったなと思いました。ステアリングを切るとすっと曲がってくれます。

カーブを曲がるときにはどうしても遠心力の影響で荷物が大暴れするようなシチュエーションでも、小暴れくらいで済んだことにも驚きました。要はロールが減るんです。タイヤの接地感が向上したことも大いに関係していると思います。

これもシャーシとサブフレームがきちんと接合され、ずれなくなって、サスペンションが本来の正しい動きをすることによる効果だと思います。(ちなみに納車1ヶ月、1,200km走行した段階でリアのボルトのところ1mm程度動いていた形跡がありますね、と教えてくださいました。)


(黒い筋があるところが本来の位置、その周りに薄っすらとある白い筋がボルトの頭が動いた痕だそうです)

たった1mmかもしれませんが、この重要な場所がクルマの挙動で前後左右に揺れ続けるということは、それだけ振動し続けている(=乗り心地や騒音の発生、ダルな走り)ということです。

このような状態が標準の状態であって、この状態でショックアブソーバーなど足回りをいじったとしても根本的にこのように歪みが常に発生しているわけで、効果は半減してしまうんじゃないか?とすら思ってしまいました。(だからインナーマッスルを鍛えることにしたわけですけれども)

 

静音化にも効果が!

このように良いことづくめなリジカラですが、もう一つ向上したことが「静音」なんです。

段差を乗り越えること、直進性が向上すること(=抵抗が減る)は騒音対策にもなります。よって、既に静音化しているところ、更に静かになりました。これまでと同じボリュームで音楽を聞こうとすると相当うるさいと感じるくらい。普段車内で聞いている同じ曲を同じボリュームで聞くとうるさいと感じるくらいでした^^)

 

 

リジカラまとめ

リジカラはT32エクストレイルに乗っている方にその存在を教えてもらって以来、ずっとずっと気になっていまして。

それまではリジカラの存在は全く知らなくて、聞いてすぐその場で調べて、これは絶対やろう!と思っていた念願のカスタムでした。

装着に関しては開発の方は「そんなに難しいことじゃないのでどこのショップでもできますよ」とは言われていましたが、今回作業すべてを間近で見させていただきましたが、やはり経験豊富なショップでの装着を強くオススメしたいと思いました。

作業時間もさることながら、きちんと装着することで初めて効果のあるカスタムパーツだと思いましたので、リジカラの開発元(SPOON)の工場で経験豊富な方に施工してもらうのが一番安心だと思いました。

平日しか営業していないので、なかなか行きづらいかもしれませんが、もし興味ある方はぜひこちらのメーカー本社工房での施工を検討してみてください!

大げさではなく、本当に走りが変わります!

 

T32 エクストレイル用 リジカラの価格

最後になりましたがリジカラの価格です。工賃については直接お問い合わせください。(お店によって異なるようですので・・・)

型番価格(税込)
フロント50261-C26-000¥21,600
リア50300-T31-000¥21,600

 

手軽さで行けばまずはICE FUSEですが、リジカラは素晴らしいです!ぜひご検討くださいませ!

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