シュアラスター エバンジェリストによる「カーウォッシュマイスター(洗車講習)」を受講してきた

HOWTO

シュアラスター(SurLuster)といえばワックスやコーティングでおなじみのメーカーさんです。今回、シュアラスター社による「カーウォッシュマイスター」という洗車のプロによる講習会に参加してきました。

 

カーウォッシュマイスターとは

シュアラスター社のサイトに説明がありますが、

愛車をケアする方法がわからないという洗車初心者の方から自己流で洗車をされている方まで、 愛車を長くきれいに維持するために不可欠なシュアラスターが推奨する洗車方法とシュアラスター製品の品質を最大限引き出す使い方をマスターすることができます。

クルマの洗車は20年来ずっと自己流だったので、この機会にエバンジェリスト(プロ)による「正しい」洗車方法を聞いてきました。

今回のエバンジェリストはシュアラスター社員歴20年以上のベテラン、布川さんによる講習です。

以下にその洗車方法をまとめておきます。

 

洗車前の注意点

布川エバンジェリストが言われていたことをまとめると、次のような極意だと理解しました。本当に基本的なことですが、まずはこれをしっかりと頭に入れておくと良いでしょう。

車に傷をつけない服装で

指輪やネックレス、時計、ベルトのバックルなどの金属でボディを引っ掻いてしまうこともあるので、金属が露出しないような格好で。できればツナギのような服装だとベスト。

 

水はケチらない

なかなか都心部では水をふんだんに利用するのは難しいですが、クルマに付いたホコリや汚れを落とすには水をケチらず使ってまずはクルマ全体のホコリを落とすことが大切、とのこと。

 

洗車するタイミングを図る

直射日光下ではボディは思った以上に高温になり、シャンプーが乾いたり、すすいだあとの水滴に含まれるカルキが塗装を痛めることになるので、できるだけ日中を避け、朝夕に洗車することが望ましい。そして風の強い日も拭き上げで砂を引きずってしまう=ボディに傷がつくため、避けること。

 

これらを注意して洗車することが大切とのことでした。言われてみれば確かにそのとおり!という内容ですが、このように改めてまとめて話をしてくださったことがスッと自分の中に入ってきました。

 

 

洗車方法について

次の順番で洗車をしていくと良いそうです。

  1. タイヤ&ホイール
  2. ボディ全体を濡らす
  3. カーシャンプー作り
  4. スポンジで洗う
  5. すすぎ
  6. 拭き取り

タイヤ&ホイールはボディ洗車後に屈んで作業をすることでより疲れてしまうこと、またボディがキレイになったのにタイヤやホイールの汚れが飛び散ってしまうことから一番最初に洗ったほうがいいとのことでした。

 

1.タイヤ&ホイール

まずは十分に水をかけブレーキダストを落とします。走行後の場合は洗剤がすぐ乾かないように冷却する意味もあるので、水はふんだんにかけるとのこと。その後、ホイールクリーナーと付属のブラシを用いて洗っていきます。

 

ちなみにタイヤはボディシャンプーで構わないそうです。亀の子たわしなどのブラシを使って洗っていきます。

十分にすすぎをしたら終わりです。

 

2.ボディ全体を濡らす

まずはボディのホコリを取ったり汚れをふやかすために水をかけていきます。水はルーフからかけていきます。夕方はボディがまだ熱いので、冷ます意味でもふんだんに水をかけるほうがよいそうです。

 

3.シャンプー作り

シャンプーは汚れを包み込ませ、ボディにダメージをつけないようにする重要なもので、できるだけきめ細かい泡を立てることが大切とのこと。

講習会で使用したシャンプーはこちら。水1Lに対しキャップ1杯の量を使用します。(シャンプーによって希釈度が異なるため、製品裏面に記載されている割合で希釈する)

 

できるだけ水流を高めた状態でシャンプーを作っていきます。

 

4.スポンジで洗い、すすぐ

十分にボディが濡れた状態で、「泡」を使って洗っていきます。このとき、上記画像の左手で持っているグレーのスポンジでもいいですが、右手に持っている天然羊毛のグローブを使うと広範囲に洗えることと、柔らかい素材のためできるだけ傷をつけないで洗えるため、オススメだそうです。(が価格が高い・・・)

洗う時は高いところから低いところへ洗っていきます。

とにかく「泡」で洗うことを意識することと、パネルごとにスポンジをすすいで汚れたスポンジ、また少ない泡で洗わないようにすることが大切だそうです。

 

また、ボディ全体を洗い終わってからすすぐのではなく、ボディ・気温の状態で、例えばルーフを洗ってボンネットを洗ったら一回すすぎ、右サイドを洗ったらすすぐ、など、パネルごとに作業をしていくほうがボディに優しい季節もあるので臨機応変に。

 

5.拭き上げ

ボディに付いた水滴を拭き上げていきます。こちらもスポンジ洗い→すすぎと同様で、乾いてしまう前に手早く拭き上げることが大切です。

 

今回はセームを使って拭き上げをしていました。吸水性が良く手早く作業ができるものです。

(ただ個人的にはガラスコーティングしているとセームがうまく滑らないので拭き上げしづらいので、講習会後に質問してみたところ、マイクロファイバー製のクロスなどで拭き上げたほうが作業しやすいかも、とのアドバイスをいただくことができました)

いずれにせよ、水滴が乾かないように早急に拭き上げることが大事だそうです。

 

洗車は以上となりますが、もうちょい気合を入れて洗車したい場合、鉄粉除去・水垢取りといった「下地処理」をした後にワックス / コーティングをすることで、より愛車を輝かせることができます。

 

コーティング前の下地処理

ワンランク上の仕上がりにしたい場合、鉄粉除去や水垢取りをしてボディ表面の凸凹を均一にすることで、その後のワックス / コーティング剤の「のり」が段違いとなるため、3ヶ月に1度くらいで施工すると良いそうです。

鉄粉除去

クルマは使っているうちに排気ガスや線路などから発する鉄の粉がボディ表面に刺さってしまいます。この鉄粉をネンドクリーナーで除去してやることでスベスベのボディになります。すすぎをして拭き上げる前に施工していきます。

このように水をかけながら粘土をボディに乗せて滑らせていきます。押し付けるのではなく滑らせるようにします。

これが終わって、実際にどのくらい効果があるのかを確認する時間があり、セロファン(タバコの包み紙などでも代用可)で左右を比べてみたところ、明らかにネンドクリーナーをかけたところはスベスベだったのに対し、かけていない左側はザラザラでした。

気をつける点としては、ネンドクリーナーをかけると粘土が黒く汚れます。この汚れた面は、状態を確認しながら内側に折り曲げて、パネルごとにキレイな面を使うことです。

冬場は寒さで粘土が硬くなるのでぬるま湯につけながら常にきれいな面を使っていくと良いそうです。

 

水垢取りクリーナー

スポンジの上に500円大に液を垂らし、ボディにちょんちょんと落としてから縦横に塗り広げていきます。(円を描くようには塗らない)水垢がたくさんついている時は少し強めで。

講習会ではコーティングをかけていない車両だったため、こちらの「コンパウンド入り」の水垢取りを使っていました。

 

が、コーティング済みの場合はコンパウンドの入っていないものを使用します。

塗り広げた後、少し放置しボディを触って半乾きくらいのタイミングでマイクロファイバー製のクロスで拭き上げていきます。

 

この下地処理をすることで、このあとに施工するワックス / コーティングののりが格段に違うそうなので、今日は気合い入れて洗車しよう!と思った時にでもトライしてみると良いと思います。

 

 

ワックス / コーティング

シュアラスター社は1949年に米国で誕生したカーワックスメーカーです。多くの自動車メーカーの純正ワックスとして採用されてきた歴史ある会社。

今回はシュアラスター社の代表的存在である固形ワックス掛けについて学んできました。(コーティングはボディが濡れた状態でスプレーして流すだけなので実は講習会ではあまり触れられませんでした)

ワックスは光沢でいったらどんなコーティング剤でも右に出るものはいない、というくらいひたすら光沢にこだわっているそうです。天然のカルナバロウがその輝きを愛車に与えてくれるそうです。

なお、シュアラスター社の固形ワックスはコンパウンドは一切含まないので、コーティング車両であっても固形ワックス、全く問題ないそうです。

講習会で使用していた固形ワックスはこちら。

 

スポンジを濡らし、ワックス缶に薄くこすりつけ、ボディに対し縦横に塗り広げます。そして「すぐに」ファイバークロスで拭き取っていっていいそうです。

白く乾くまで待つ必要もなく、また厚塗りしてもぜんぶ拭き取ってしまうため、本当に薄く塗り広げるだけで良いのだそうです。(厚塗りは資源の無駄になってしまう)

施工方法は個人的に「目からうろこ」でした。1分も待たずに拭き取ってしまって良いものなのですね。

 

コーティング剤について

シュアラスター社のコーティング「ZERO(ゼロ)」シリーズ、緑色のボトルは誰もがカー用品店で見たことがあると思います。

ゼロウォーター、ゼロドロップ、どっちがどういう効果があるか分かりますか?

 

ゼロウォーターはいわゆる「親水系」で水はじきさせずボディから水がスッと消えていく製品で、ゼロドロップはその名の通り「撥水系」で、水玉のようにコロコロとした水滴になる製品です。ともに耐久性は2ヶ月。塗り重ねるごとに艶が深まっていく製品だそうです。

 

どちらがオススメか?

濃色系には「ゼロウォーター」で水玉を作らないタイプの方が適していて、淡色系にはゼロウォーター。ゼロドロップのどちらでも良いそうです。

濃色系、確かに水玉ができてそれがレンズ効果でボディ内部まで浸透してしまうため、親水系のコーティングを使ったほうがボディへのダメージが低いということになります。

実はこれも今回はじめて知りまして、大変勉強になりました。

 

なお、もう一つ「ゼロ プレミアム」という高耐久、撥水モデルがあります。

こちらは定価が4,980円と少々値が張りますが、ゼロドロップに比べても被膜が厚く、耐久性が6ヶ月と優れている商品とのこと。

被膜が厚すぎて、ガラス面には使えないということですが、それだけ耐久性のある被膜が形成されるので、お財布が許せばゼロ プレミアムも使ってみると良いかもしれません。

 

 

個別に質問してみた!

講習会終了後に2つ質問してみました。

泥ハネは素手で洗ったほうがいい?

雨天走行後のサイドパネルの泥ハネの掃除、あまりにも汚いので素手で洗っています。これは正しい洗車方法なのでしょうか?

 

手で泥汚れを洗うと、結局汚れ(砂など)を余計なところに撒き散らしてしまい、かえってキズになってしまいます。

ですので、セオリー通りに水をたくさんかけた後、ルーフからシャンプー洗車し、こまめにスポンジをすすぎながら洗っていく方が良いですよ。

 

コーティング車におけるセームクロスでの拭き上げについて

コーティングをかけているので、拭き上げするときにセームを使うと滑りが良くなくて作業性が良くないのです。なにか良い方法はないでしょうか?

多少拭き上げが手間(一度で水分が取れない)かもしれないですが、マイクロファイバー製のクロスを使ったほうが拭き上げしやすいかもしれませんね。

 

なるほどね~~非常に勉強になりました!

 

受講終了のプレゼントあり!

修了証とバッジ、それに受講会場、時期によって変わるようですが今回は「ゼロ プレミアム」を頂きました!(5,000円相当だそうです)

 

 

まとめ

非常に有意義な講習会でした。エバンジェリストの布川さんの説明は非常にわかりやすく、質問にも親切丁寧にお答えいただけたのも良かったです。

これまで完全自己流で、前期エクストレイルの納車後にいろいろ話を聞きながら道具を揃えて洗車してましたが、それもいろいろ間違えていたこともあって、大変有意義な講習だったと思います。

今回の講習を受けたことを忘れないうちに実践してみようと思います。

 

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講習会は春から秋にかけて全国各地で開催されています。こちらに今後の予定なども記載されていますので、興味のある方はぜひ受講してみてください。

カーウォッシュマイスター | SurLuster(シュアラスター)

シュアラスター カーウォッシュマイスター(CWM)は、愛車をケアする方法がわからないという洗車初心者の方から自己流で洗車をされている方まで、 愛車を長くきれいに維持するために不可欠なシュアラスターが推奨する洗車方法とシュアラスター製品の品質を最大限引き出す使い方をマスターすることができます。

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